高校の教員を対象に台風19号決壊河川の現場見学会を開催しました
11月29日、台風19号で決壊した久慈川と浅川の現場において、農業土木関係の学科を有する県立高校の教員を対象とした見学会を実施しました。
この見学会は、高校生の進路指導などを行う教員たちに、社会資本整備の重要性や地域建設業の役割について、理解を深めてもらうために企画したものです。
教員たちは、本会太田支部にて、台風19号による県内の被害状況について説明を受けたあと、常陸大宮市内における久慈川左岸の決壊現場を見学。続いて、浅川(常陸太田市)の決壊現場で、復旧工事を担当した㈱梅原工務店(梅原基弘代表取締役社長)の現場代理人から当時の状況や施工内容について説明を受けました。
仮復旧した現場を見学した真壁高校の益子透教諭は「素早い復旧に感謝するとともに、技術力の高さにあらためて感心した。地域建設業の魅力、役割について再認識したので、進路指導の際に生徒たちに伝えていきたい」と感想を述べました。